- Kitazato製品のプロトコールを習得
- 成績を最適化する
- コツとヒントを学ぶ
- ニーズに合わせたトレーニング
Training
トレーニング
患者様の希望をかなえるために
ご施設の成績の向上をサポートします。
北里コーポレーションは、培養士の方々に最新のクライオトップ法を用いたプロトコールや業界動向などの情報をご提供するワークショップを10年以上にわたり継続的に開催してきました。
クライオトップ法を用いた胚盤胞や卵子の高い生存率は、世界の様々な論文で発表されています。どのお客様にも弊社製品で高い成績を維持いただけるよう、当社では医療施設や医療従事者の方々に技術サポートをしています。専属の培養士や技術コンサルタントが、理論的かつ実践的にご説明し、世界的に実績のあるクリニックに所属する経験豊富な専門家にも技術支援のご協力をいただいています。
ガラス化ワークショップに限らず、あらゆる当社製品の技術サポート、さらにビギナー向けに個別指導などのご相談も承っています。
これからも講習会やセミナー、ワークショップ、個別トレーニング等を通じて、施設の成績向上や人材育成に貢献していきます。
テクニカルサポート
当社は、お客様のご要望に沿った講義やワークショップを随時行っております。
ご訪問形式でもオンライン形式でも可能です。
施設の課題を早期解決できるよう寄り添い、クライオトップ法の高いパフォーマンスをご提供いたします。
ハンズオンワークショップ
イタリア、スペイン、イギリス、ロシアでは、定期的に実践的なトレーニングを実施しています。
これらの施設は、最新のテクノロジーを備え、実績のあるスタッフによって、外部の医療従事者に学びの場を提供しています。
内山 一男
加藤レディスクリニック開院当初より30年近く不妊治療領域に特化した培養士として従事。1994年、当時世界一のICSI受精率達成に貢献する。
紡錘体可視化IMSI、安全な精子精製法、自動精子運動解析装置用のデバイスなど、現在の高度生殖補助医療を担う数多くの技術開発・
製品開発に携わる。
遠山 智絵美 Ph.D.
約10年間加藤レディスクリニックにて卵子・胚の凍結保存液の開発に従事。
その後、麻布大学大学院にて博士号を取得。
室田 吉貴 Ph.D.
前橋工科大学卒業。2018年に東京医科歯科大学大学院で医学博士の学位取得。
フロリダ大学のポスドク、東京医科歯科大学難治疾患研究所の助教を経て2024年より現職。
小林 帆南
麻布大学獣医学部動物応用科学科動物繁殖学研究室を卒業後、胚培養士として都内クリニックに約5年間勤務。
目まぐるしく進化を続ける高度生殖補助医療の現場において技術の研磨の必要性を痛切に感じ、技術指導の道へ。
KITAZATO
トレーニングプログラム
ご施設での現状の課題をヒアリングし、ご要望に応じたトレーニングプログラムをご提案し、ご提供します。
Cryotop®を用いたガラス化保存法や新人教育(座学やハンズオン)、ICSI、精子調整トレーニング等、お気軽にお問合せください。
座学ご希望の内容について一緒に考え学びます。
Cryotop®を用いたガラス化保存法
~原理を学び実践に落とし込む~
- プロトコールの各段階で使用する溶液による細胞内の現象
- 手技全体を通しての細胞内への作用と影響
- 関連のある論文や実験結果の紹介
- Cryotop®によるガラス化保存を最大限有効に使用するには
患者接遇
- 患者様の気持ちに寄り添う胚培養説明
不妊治療の基礎(症状の理解)
- 採卵から移植まで
- 受精障害:ストロンチウムとカルシウムイオノフォア
- 未成熟卵子への対応:IVMの必要性
- 妊孕性温存:卵巣凍結、卵子凍結、精子凍結
培養室管理
- ラボ品質の把握:記録の取り方、KPIの重要性
- 液体窒素の管理方法:機器を用いた管理(Logbee coolのご紹介)
- 培養室の機器管理:災害やトラブルに備える
製品紹介
- 採卵から移植までの弊社製品の紹介
- ブログバックナンバー紹介
- 用途ごとのプラスチックウェアの選別
ハンズオンご希望の技術を理解し、
習得することを目指します。
Cryotop®を使用した卵子/胚ガラス化保存法
- 凍結保存の基礎
- 卵子凍結のポイント
- 施設に合わせた保管方法の最適化:クローズド法、Cryotop®mini/mid/wide
卵巣凍結保存の基礎 Ova Cryo kit
精子凍結
- 精子凍結:Sperm Freeze、精子凍結用浮き台セット
- 微小精子凍結ポイント:Oligospermia Cryopreservation kit
マニュピレーター操作
- PIEZO-ICSI
- Conventional-ICSI
- AI-ICSI: AIによる精子選別(IVF2.0 SiD)
- TEバイオプシー、 PGT-A
精子調整
- ディスポーザブルカウンティングチャンバーSP-aceの活用方法
- SepaSperm®を用いた精子調整 (密度勾配遠心分離)
Kitazato BPR
(Best Practice Performance)
表彰制度
当社のBPR表彰制度は、Kitazato製品を継続的にご使用いただき、
クライオトップ法にて優れた臨床成績を達成されたご施設を表彰する制度です。
継続的に当社製品をご採用いただき、クライオトップ法を用いて優秀な実績を継続している施設を毎年表彰させていただきます。
Kitazato BPR表彰制度にご興味がある施設ご担当者様、ぜひ下記フォームにご記入いただくか、営業担当者までお声掛けください。
Kitazato BPRメンバーの一員として、 クライオトップ法のマスター施設になっていただくことを心よりお待ちしています。
応募要項
Kitazato BPR表彰制度の応募要件は以下の通りです。
- 卵子凍結・胚盤胞凍結・融解において、Kitazato製品を継続的にご使用いただいていること。
- 毎年ご確認のために臨床データをご提出いただきます。
- 当社推奨のプロトコールを用いて、設定させていただいたKPIを達成していること。
Kitazato BPRのKPIとは?
Kitazato製品を継続的にご使用いただく際に成績の指標とさせていただく数値です。
- ガラス化卵子/胚の数
- ガラス化卵子融解後の受精率
- 生存率
- 着床率