その他の環境課題への対応

化学物質等の適正管理

北里コーポレーションは、生殖医療製品(培養液、試薬、医療機器など)を扱う企業として、化学物質の適切な管理は重要な社会的責任であると認識しています。

当社では、化学物質の取扱量は比較的少量・限定的であるものの、最新の法規制に基づいた管理と、作業者の安全確保を最優先として次の取り組みを実施しています。

 ・化学物質管理規程に基づく管理

 ・SDS(安全データシート)およびGHS表示による適正管理

 ・製品・試薬の台帳管理

 ・使用前リスクアセスメントの徹底

 ・労働安全衛生観点でのリスク評価と改善

PRTR法に基づく管理

当社は、PRTR法(化学物質排出管理促進法)に基づき、該当化学物質の取扱状況を毎年確認し、基準に該当する場合は自治体を通じて届出を行います。

 ・化学物質の種類・使用量の常時モニタリング

 ・PRTR対象物質がある場合の確実な届出

 ・適正な保管・廃棄方法の維持

 ・漏えい防止のための設備点検

安全な設備・環境の維持

当社の製造・研究拠点では、化学物質が外部へ漏れ出さないよう、封じ込めシステムや管理手順を導入しています。

● 室圧・気流管理

 ・排気・換気設備の定期点検

 ・保管庫の適正管理

 ・作業手順教育、防護具使用の徹底

第三者検証(環境データの信頼性向上)

温室効果ガス排出量や水使用量など主要環境指標について、第三者機関による検証導入を進めています。

 ・Scope1+2 温室効果ガス排出量

 ・Scope3(一部カテゴリ)

 ・水使用量

環境コミュニケーション

● 地域清掃・ビーチクリーン活動

本社・工場周辺での清掃活動や海洋環境保全を目的とした「Kitazato Beach Clean Project」に参加しています。

● リサイクル活動・寄付

 ・資源ごみ(アルミ缶・古紙)の回収による寄付

 ・使用済み資材のリサイクル

 ・地域団体への環境関連寄付

● 教育・啓発活動

 ・生殖医療をテーマとした生命教育(当社独自)

 ・研究所見学会などの地域向け開放イベント

結び

北里コーポレーションは、生殖医療に携わる企業として、環境への責任を果たしながら持続可能な社会に貢献します。

化学物質管理、温室効果ガス削減、リサイクル推進、地域連携など、未来のいのちを守る企業として努力を続けてまいります。

株式会社 北里コーポレーションは、ISOを推進しながら、
各国の法令を順守した事業活動を継続し、現地での医療技術発展に貢献してまいります。

  • MD 548540 / ISO 13485

    MD 548540 / ISO 13485

  • FM 597440 / ISO 9001

    FM 597440 / ISO 9001

    理学機器の製造

  • FM 597440 / ISO 9001

    EMS 745661 / ISO 14001

    ※不妊治療用関連機器の
    製造における管理部門業務