業績・財務ハイライト

●2026年3月期 第3四半期決算の経営成績の概況

当第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費は底堅く推移し、全体としては緩やかな回復基調が継続しました。一方で、資源価格の高止まりや円安基調の継続による物価上昇圧力に加え、米国の通商政策をはじめとする地政学的リスクや国際情勢の不確実性等から、先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
当社グループの属する不妊治療分野におきましては、出生数の減少や晩婚化を背景に、国内では先進的な治療技術への関心が引き続き高く、海外においても治療アクセスの拡大や医療水準の向上を背景に、不妊治療関連製品の需要は堅調に推移しております。
このような環境のもと、当社グループは凍結保存関連製品を中心に、国内外の医療機関への安定供給を継続するとともに、生産効率及び品質のさらなる向上に取り組んでまいりました。また、海外市場においては、欧州・米国・中国・インドを重点地域として、現地認証取得の推進及び代理店ネットワークの強化を継続し、中長期的な成長を見据えた事業基盤の強化を進めております。

【売上高】
当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、7,934百万円と前年同期比9.3%の増収となりました。
国内では、採卵針及び胚移植用カテーテルを中心とした販売が堅調に推移し、売上高は2,756百万円(前年同期比3.2%増)となりました。
海外では、欧州を中心に卵子・胚ガラス化凍結液及びCryodeviceの需要が引き続き堅調に推移しました。中国においては前年度に生じたスポット販売の反動により一時的な減少が見られたものの、米国やインド等での販売増加が寄与し、売上高は5,177百万円(前年同期比12.9%増)となりました。
製品区分別では、Media、Cryodevice、医療機器、Micro Tools、その他のすべての製品区分において前年同期を上回る結果となりました。

【利益】
売上総利益は、OEM製品の増加に伴い一部原価率が上昇したものの、売上高の増加により5,264百万円(前年同期比7.6%増)となりました。
営業利益は、海外展開強化に伴う学会出展費用や各国認証取得に伴う支払報酬の増加等、今後に向けた戦略的な販管費が発生し、4,248百万円(前年同期比7.0%増)となりました。
経常利益は、上場関連費用の計上があったものの、営業利益及び為替差益等の営業外収益の増加により、4,258百万円(前年同期比6.7%増)となりました。
この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,817百万円と前年同期比7.5%の増益となりました。

●主要な財務データ


売上高

(百万円)

売上高(連結)四半期


経常利益

(百万円)

経常利益(連結)四半期

●キャッシュ・フロー

(百万円)

キャッシュ・フロー(四半期)

株式会社 北里コーポレーションは、ISOを推進しながら、
各国の法令を順守した事業活動を継続し、現地での医療技術発展に貢献してまいります。

  • MD 548540 / ISO 13485

    MD 548540 / ISO 13485

  • FM 597440 / ISO 9001

    FM 597440 / ISO 9001

    理学機器の製造

  • FM 597440 / ISO 9001

    EMS 745661 / ISO 14001

    ※不妊治療用関連機器の
    製造における管理部門業務