業績・財務ハイライト

●2027年3月期 第1四半期決算の経営成績の概況

当第1四半期連結累計期間(2026年4月1日~2026年6月30日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、世界経済は、米国の関税政策を含む通商政策の動向や中東情勢が金融資本市場や企業活動に影響を及ぼす等、先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの属する不妊治療分野においては、晩婚化・晩産化の進行や不妊治療に対する社会的な認知の高まりを背景として、国内外で需要の拡大が続いております。国内では、生殖補助医療を提供する医療機関の拡充に加え、卵子凍結に対する助成をはじめとする公的支援の整備が進む等、不妊治療やその周辺領域を取り巻く環境整備が進展しております。海外においても、支援制度や医療提供体制の充実等を背景として、不妊治療市場は中長期的な拡大が見込まれております。
このような環境のもと、当社グループは、海外事業基盤の強化、新製品・改良品の投入及び知的財産の蓄積、生産・供給体制の整備等に取り組みました。2026年6月には、長期ビジョン「Kitazato Challenge 2036」の第1ステージに位置付ける中期経営計画を公表し、既存事業の持続的な成長と将来の成長基盤の構築に向けた施策を推進しております。
なお、当社は2026年7月1日付で商号を「株式会社北里」に変更しました。新たな商号のもと、企業理念「Happiness, for the Next Generations ― 笑顔を新しい世代に」の実現に向け、グループ一体となって事業活動を展開してまいります。
当第1四半期連結累計期間における連結業績は以下のとおりです。

【売上高】
当第1四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、3,017百万円と前年同期比24.0%の増収となりました。
国内においては、需要が堅調に推移したことに加え、中東情勢の影響を懸念した一時的な受注等が生じたことから、売上高は993百万円(前年同期比10.9%増)となりました。
海外においては、欧州、米国、その他地域の販売が伸長したことから、売上高は2,024百万円(前年同期比31.6%増)となりました。
製品区分別では、Media及び医療機器については前年に発売した新製品が販売拡大に寄与しました。Cryodeviceは国内外で、Micro Toolsでは欧米を中心に需要が堅調に推移したため、全体としてすべての製品区分で前年同期を上回りました。

【利益】
売上総利益は、製品ミックスの変化により原価率の上昇があったものの、売上高の増加により1,886百万円(前年同期比20.2%増)となりました。
営業利益は、売上総利益の増加に加え、販売費及び一般管理費が前年同期を下回ったことから、1,517百万円(前年同期比27.0%増)となりました。
経常利益は、為替差益を計上したことに加え、前年同期に計上した上場関連費用がなくなったことから、1,535百万円(前年同期比36.5%増)となりました。
この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,007百万円と前年同期比35.1%の増益となりました。

●主要な財務データ


売上高

(百万円)

売上高(連結)四半期


経常利益

(百万円)

経常利益(連結)四半期

●キャッシュ・フロー

(百万円)

キャッシュ・フロー(四半期)

株式会社 北里は、ISOを推進しながら、
各国の法令を順守した事業活動を継続し、現地での医療技術発展に貢献してまいります。

  • MD 548540 / ISO 13485

    MD 548540 / ISO 13485

  • FM 597440 / ISO 9001

    FM 597440 / ISO 9001

    理学機器の製造

  • FM 597440 / ISO 9001

    EMS 745661 / ISO 14001

    ※不妊治療用関連機器の
    製造における管理部門業務